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『平場の月』 朝倉かすみ

旅行記は中断したまま、正確に書こうとすると全てが止まってしまいます。我ながら呆れたものです。

また本の紹介です。これもだいぶ前に読み終えていたものですが、また忘れてしまうので、簡単な紹介だけでも。

著者、朝倉かすみ 1960年北海道生まれ 初めて本著者の本を読みました。

「朝霞、新座、志木。家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとり。元女子須藤とは病院で再会した。50歳になった男と女の、心のすき間を、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く大人の恋愛小説。」

平場とは
① 平たんな土地。平地。
② 「平土間(ひらどま)」に同じ。
③ (幹部だけの場に対して)一般の人たちの場。 「 -の意見を聞く」

だそうだ。普通の人たちの居場所といったところだろうか。

第1章 「夢みたいなことをね。ちょっと」で主人公青砥がハコと呼ばれていた須藤葉子との再会のシーンと須藤の訃報を聞いて花を買うシーンから始まる。なので、はじめからネタバレのようなオープニングだ。二人は中学校の元同級生だ。青砥は中学時代にはモテて、須藤に告ったが振られてしまう。須藤はちょっとドーンとしたところのある女子だ。青砥はそんな須藤を「太い」と形容する。

2 「ちょうどよくしあわせなんだ」
3 「話しておきたい相手として、青砥はもってこいだ」
4 「青砥はさ、なんでわたしを『おまえ」って言うの?」
5 「痛恨だなぁ」
6 「日本一気の毒なヤツを見るような目でみるなよ」
7 「それ言っちゃあかんやつ」
8 「青砥、意外としつこいな」
9 「合わせる顔がないんだよ」

これらの章の題名はみな須藤が青砥に向けて言ったセリフだ。これらの言葉はとてもよく須藤を表している。

須藤はとても自立し、自律的だ。びっくりするような結婚をし、夫に先立たれ、若い男に貢ぎ、財産をなくすが、それでも自立している。須藤はハンサムウーマンだ。そんな須藤が青砥と再会し、目下独身の二人は「友達」となる。そして須藤はガンを発症し、ストーマをつけることになる。二人は半同棲をするようになるが、須藤は決して青砥にもたれかからない。

青砥は思う。「須藤は人に相談しない。なんでも一人で決めたがる。だいたいにおいて須藤が口に出すのは結論だ」

男性の読者はきっと青砥の心に沿って読むのだろうと思いました。そしてこんな青砥をどう思うのか聞いてみたいと思いました。
公立中学、高校で出会った人と結婚した50代の人が読んだら、もっとあるある感で心に沁みただろうなと思いました。

テーマ : 最近読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

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