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『失われた地図』 恩田陸

立春が過ぎ、寒い中にも春の匂いが感じられます。

今回は『蜜蜂と遠雷』で直木賞受賞後の恩田陸(1964年生まれ)の第一作目、『『失われた地図』です。

同じ作家かと思うほど、違う内容、展開です。引き出しのたくさんある作家なのですね。

「 “恩田ワールド”全開のエンターテインメント長編錦糸町、川崎、上野、大阪、呉、六本木・・・・・・。
日本各地の旧軍都に発生すると言われる「裂け目」。
かつてそこに生きた人々の記憶が形を成し、現代に蘇る。
鮎観の一族は代々、この「裂け目」を封じ、記憶の化身たちと戦う“力”を持っていた。
彼女と同じ一族の遼平もまた、同じ力を有した存在だった。
愛し合い結婚した二人だが、息子、俊平を産んだことから運命の歯車は狂いはじめ・・・・・・。

――新時代の到来は、闇か、光か」

本作は
第1章 錦糸町コマンド
第2章 川崎コンフィデンシャル
第3章 上野ブラッディ
第4章 大阪アンタッチャブル
第5章 呉スクランブル
第6章 六本木クライシス

となっていて、呉以外私の時々行く町からなっています。

主なる登場人物は蝶を操る鮎観(あゆみ)、結い上げた髪に銀の簪を挿した遼平。彼らはいとこ同士の元夫婦で俊平という息子がいます。それに遼平の甥でレフ板持つ無口な浩平。「裂け目」があらわれたという「煙草屋」の情報で、3人は錦糸町に集まったのです。錦糸公園は陸軍の糧秣廠倉庫があったところ、錦糸掘公園で小火があり、遼平は簪で「裂け目」を縫い、「グンカ」(軍靴?)たちを黄泉の国に送り返すのが仕事のようです。

第1章はこんな按配で、かろうじて作者の意図を感じながらも、何が何だかさっぱりわからないまま進んでいきます。

三人は風雅一族という血脈に属し、「グンカ」を見つけ出し、彼らが出てくる入り口、「裂け目」を閉じて黄泉の国に戻することを使命としているらしい。各章は錦糸町の他に軍需工場があった鶴見線(私の好きな工場地帯)の川崎、維新で彰義隊が戦った上野、秀吉が築いた大阪城、戦艦大和建造の呉、軍の関係施設があった六本木が舞台になっています。

「煙草屋」の指令で、「裂け目」からやってくる「グンカ」が現れる地へ赴き、人々のルサンチマン(恨み)に触れて膨張する「グンカ」と死闘を繰り返して、封じ込めていくのです。

押し寄せてくる時代のきな臭さに背筋がぞ〜としてきます。最後鮎観と遼平の離婚の理由が語られています。

この本は構成に成功したのでしょうか。訳のわからないまま3章あたりまで進んでいきます。最初の方にもう少し種明かしがあっても良かったのではないかと思います。作者の想像力についていけませんでした。

テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記

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