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『明暗』夏目漱石

『續明暗』を読むために読み始めた漱石未完の遺稿小説『明暗』。学生時代に読んだ『明暗』については主人公もストーリーも覚えていませんでした。

私の持っている本は角川文庫昭和40年発行の上下に分かれている、旧漢字、旧仮名遣いの文庫本でした。(ちなみに息子は一冊になっている文庫をもっているそうです)

読み始めてから他の本を読んだり,旅行に行ったりで、ずいぶん時間がかかってしまいました。最後はMacAirにダウンロードして、お腹に乗せて、活字を大きくして、読みました。こちらは新漢字、新仮名遣いです。

漱石ははっきり意見を言う、聡明な女性を取り上げていますが、本書でも津田の妻の延子・妹の秀子・結婚前に津田がつきあっていた清子、それに津田の勤める会社の重役夫人、吉川という4人の違うタイプの女性を個性豊かに描いています。

津田由雄は半年前にあるお金持ちの姪、延子と結婚した。入院することになったが、実家からの送金が途絶え、
入院費を工面しなければならないほど、余裕を失っていた。
そもそも津田は最初から実家からの送金を当てにしていて、自分の給料範囲で生活しようと思っていない。

漱石の主人公たちの実家は金持ちで、学歴も高く文化的香りがするものの、何歳になっても経済的に自立できない男たちばかり。一方、比較するかのように恵まれない、ちょっと気持ちの荒んだ野心家の若者も登場する。

本書でも小林という男が登場し、津田の結婚前の清子との関係も知っており、妻の延子の前にも現れ、不穏な空気をもたらす。
延子は夫の津田の愛情が自分にだけ注がれているのではないと感じていた。一方津田は延子に決して清子のことを知られてはいけないと思っている。

妻の延子は聡明で感受性も強く、才走ったところがある。それに対し清子はおっとりしていて、裏がない。
妹の秀子は美人で金持ちと結婚しているが、延子のことは気に入っておらず、嫁小姑の関係を策を弄して、かき回すタイプだ。

延子の育ての親で、敬愛する叔父が津田を延子の夫として好ましいタイプだと思っていないのに、延子は津田に惹かれて結婚した。

津田の入院費を巡って、延子、秀子が火花を散らす。そんな女性の中で津田はあきれるほど無能だ。

津田は清子が突然自分の元から去って結婚して理由を知りたくて、退院後、流産後に静養している清子とおなじ湯治場へ出かける。それも吉川夫人に情報と費用をもらって。

そして、本書は漱石の死去により、湯治場で清子と出会ったところで、終わってしまいます。

この後の展開はどのようになるのでしょうか。

水村美苗の『續明暗』を読みまじめました。

私は最後まで津田は優柔不断なダメ男のままなのではないかと思っているのですが、はたして。。。。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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