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『イーヨくんの結婚生活』by 大山淳子

著者大山淳子(1961年生まれ)はシナリオライターでスタートした作家だそうです。

本書の主人公、イーヨくんは何でも「いいよ」と頼みごとを引き受けてしまう夏目家の5男、伊代太27才です。

本の表紙がイーヨくんのイラスト画です。優しい爽やかな面差しです。

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「夏目家の長男が亡くなった。通夜に現れたのは、誰も会ったことのない、長男の婚約者。彼女のお腹は大きい。どうする夏目家、どうする伊代太?」

■登場人物
夏目銀之介(父・65) 妻の小春がなくなってから、息子5人を残し、消えてしまう。長男の葬儀に現れる。元高校の国語教師
夏目 小春(母・享年35) 銀之介の高校の教え子、二十年前交通事故死 長男死後、幽霊となって家族を見守る

夏目太一郎(長男・35) 一昨日死去 コンビニ店長 商品管理システムをイーヨくんに作らせていた
夏目 純二(次男・33)高校教師 生徒の成績管理をイーヨにさせていた。(妻・賢子(けんこ)) 
夏目京三郎(三男・32) 勤務医 、彼女あり(ユウナ 医者の娘)
夏目 四郎(四男・30) 青い蝶を探すと言って行方不明に 
夏目伊代太(五男・27) イーヨくん

志賀 直弥(57) 五人兄弟の伯父・小春の実兄 妹の死後5人の甥の世話をする。
志賀 波子(59) 直弥の妻

太宰 薫(37) 太一郎の婚約者 妊娠中
堀 雅子(30) 五人兄弟の幼馴染み 夏目家の長女のよう。

このように登場人物がみな明治以降の大小説家をもじった名前。

物語は、急死した長男太一郎の通夜に、太一郎の婚約者を名乗る身重の女、薫が現れるところから始まります。
粗末ななりをした薫は通夜の日以来、夏目家にふてぶてしく入り込みます。夏目家一同薫を胡散臭さく感じつつも、身元調査を始めた様子もありません。家にばかりいて定職を持たない伊代太を案じていた叔父夏目直弥は太一郎の代わりに伊代太と結婚させるのはどうだろうと提案するのです。

登場人物はみんなちょっとヘン、とりわけイーヨくんは何とも不思議な子、いろいろな作業能力は高いのにどうも普通の人と周波数が違っています。少なくと私はこんな男の人に会ったことはありません。

優しい優しいイーヨくんはみんなの家来のよう。家族全員イーヨくんに助けられて生きているのです。行方不明の4男は「あいつは人に罪悪感を与える」と言っています。イーヨくんがあまりに優しくいい人だから。

イーヨくんはおじさんの提案した薫との結婚に同意してしまうのです。
そしてみんなに「イーヨ」と言いながらも「ぼくは嫌なことはしていないよ」と言います。

イーヨくんはとうとう最後に「いやだよ」と言うのです。何に対してそう言ったのでしょう。
お読みになってみてください。

この本はほのぼのとした大人のメルヘンでした。「イーヨくん」のような男性に会って見たいな。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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