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『母親ウエスタン』by 原田ひ香

『彼女の家計簿』に引き続き、原田ひ香の『彼女の家計簿』より前の作品『母親ウエスタン』(2012)です。

主人公は母親を失った家庭に入り込み、母親のように世話をして、そのうちを出て、次のうちへと日本中をさすらう女性、広美。広美は結婚歴があり、子をもうけるが、婚家に息子を残して、うちを放り出された過去を持つ。

広美は入り込んだ家々で子供たちを愛おしむが、自分が必要となくなったと感じると、またそっとそのうちを去る。そこで残された子供は愛してくれた広美を、ある子は自分の母親として、ある子は命の恩人として探し求める。大学生の祐理も東京で偶然に広美と再会するが、広美は、過去の子供たちのことを記憶の彼方に押しやってしまっている。

広美はちょうど西部劇の「さすらいのガンマン」。広美は居座った町にすっぽりなじみ、母親のないうちに野良猫のように居着く。ちょうどロードムービーを観るかのよう。

第1章は「彼はすぐに忘れた」。
妻を膵臓がんで亡くし、3人の子供が残された健介は長距離運転手。そんな彼は「いろは」という食堂で働く広美に出会う。大学生の祐理とガールフレンドの森崎あおいは東京で広美と交錯する。

以下の章では広美が入り込んだいろいろな家庭でのエピソードと、この若い大学生の二人の話が交互に進んでいく。
虐待を受ける子供、児童相談所の話、血のつながりもなく、わずか数年間の「お母さん」。広美は姑に厳しくしつけられた「申し訳ございません。おそれいりましてございます」という奇妙な謝罪をし、ふわふわッと深刻さなしにさすらう。
これを身勝手と呼ぶだろうか。広美のような女はいるわけがないと思いながらも、なぜか違和感を覚えなかった。

母親と子供。「母親」はそれぞれの感想を持つだろう。『彼女の家計簿』も家族から姿を消した女のお話。作者は何を言いたいのだろうか。

読んでみてください。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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