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『ハピネス』by 桐野夏生

『ローズガーデン』に引き続き、桐野夏生です。

本書は女性雑誌「Very』に掲載された連載小説に加筆した作品です。桐野夏生と30代主婦を対象としたこの雑誌は結びつきません。桐野はこの雑誌の連載小説を書くにあったて、この雑誌の読者のような主婦を主人公にして、どんなストーリーが作れるのか考えて書いたような小説です。

ストーリーはテレビドラマを見ているようで、あっという間に読み終えました。テレビドラマ「名前をなくした女神」を思い出しながら読みました。

タワーマンションに住む5人の女児のママ友のお話です。主人公は33歳主婦岩見有紗、3歳2ヶ月女児花奈の母。それに美人で何でもでき、気遣いもできるリーダーのいぶママ、タワーマンションの住人ではないが美人でスタイルのいい、下町育ちの美雨ママ。美雨ママは唯一ホンネで暮らす、ストレートな気性。こうしたママ友が絡んで物語が進んでいきます。

有紗と娘花奈は江東区の29階の家賃23万円のマンションで暮らす。有紗は何事にも自信がなく頼りない。アメリカへ単身赴任している夫から離婚を求められている。空中に浮かぶつかみどころのない高層の部屋と有紗、そして幸福ハピネスのはかなさは似ている。

タワーマンション、お洒落なファッション、可愛い子供、高学歴高収入のかっこいい夫、育った恵まれた環境によりかかる主婦たち。みんな仲がよさそうで幸せそうだが、見栄と嘘で、それぞれのハピネスは揺れ動く。

有紗は、仕送りこそするが、何の連絡もよこさない夫に対し、電話をしたりメールをうったりはするが、話をすべくアメリカへ飛んで行こうともしない。こんな受け身の有紗が、いろいろな事があって、自分で決断し、自分の足で道を歩もうと変わっていく。仲間にも思いがけない出来事が起きる。仲間の娘たちはバラバラの幼稚園に入学することとなり、リーダーのいぶママが引っ越しをし、ママ友5人のグループは消滅する。

有紗が変わっていく過程がこの物語のキーだと思うが、説得力に欠ける。


60歳を過ぎた桐野は30代のファッション、彼女らの言葉をよく知っています。この「Very」で知識を補充しながら執筆したのでしょうか。

30代の専業主婦がこんなにも愚かでしょうか。娘が有紗より少し上で、花奈と似たような年齢の男児を育てていますが、仕事をしているので、有紗たちのようなママ友仲間はいそうにありません。同世代の女性がどう読むか聞いてみたいと思います。

きっとドラマ化されるでしょう。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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