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『昨日までの世界ー文明の源流と人類の未来』byジャレド・ダイアモンド(上)

気がつけば9月も半ばを過ぎました。大型台風が各地に爪痕を残して夏を引き連れて去って行きました。被害はなかったでしょうか。台風一過、このところ素晴らしい天気がつづいています。

元々暑さに弱く、夏はダメなのですが、暑さ負けをしたのか今ひとつバイオリズムが下がっている状態が続き、読書もままならず、一日数ページしか読めない日が続き、とうとう下巻を読みすすめることなく図書館に返却しなければならなくなってしまいました。次に下巻が手に入るのは数ヶ月先だと思われ、忘れてしまうので、上巻だけ読んだ段階で読書記録を残しておきます。

『昨日までの世界ー文明の源流と人類の未来』ジャレド・ダイアモンド(上)日本経済新聞出版社

裏表紙の内容紹介によれば、「世界的大ベルトセラー『銃・病原菌・鉄』の著者が、長大な人類史を紐解き、文明前夜から現代社会に引き継がれた人類の特質と病巣を解明する」「600万年に及ぶ人類の進化の歴史の中で、国家が成立し、文字が出現したのはわずか5400年前のことであり、狩猟採集社会が農耕社会に移行したのもわずか1万1000年前のことである.長大な人類史から考えればこの時間はほんの一瞬に過ぎない、では、それ以前の社会、つまり『昨日までの世界』の人類はなにをしてきたのであろうか?」

本書は5部から構成されていて、上巻は第3部までです。
第1部 空間を分割し、舞台を設定する。
 第1章 友人、敵、見知らぬ他人、そして商人
   (伝統的社会においては自分の回りの人々はこういう分類となります。)

第2部 平和と戦争
 第2章 子供の死に対する賠償
 第3章 小さな戦争についての短い話 (伝統的社会の部族間の戦い)
 第4章 多くの戦争についての長い話 (国家間の戦争)

第3部 子どもと高齢者
 第5章 子育て
 第6章 高齢者への対応ー敬うか、遺棄するか、殺すか?

以下下巻
第4部 危険とそれに対する反応
第5部 宗教、言語、健康

著者は国家とは何かを論じ、戦争を「敵対する異なる政治手段にそれぞれ属するグループのあいだで繰り返される暴力行為のうち、当該集団全体の一般意志として容認、発動される暴力行為である」と定義する。では、チンパンジーなど社会的動物はどうか?
それには戦争を行う種と行わない種があるという。その特徴には「資源をめぐる激しい競争があるか否か、もう一つは規模の異なる集団が存在するか否か」だという。

「人間社会は、戦争を仕掛けた方が得か否か、あるいは、対抗すべきか否かといった損得勘定にもとづいて、戦争をおこなったり、おこなわなかったりするようにみえる。」

伝統的戦争の究極の要因は「土地の獲得のためであり、漁場、原塩産出場所、採石場、労働力などの、自分たちの居住圏内では十分に手にすることができない資源の獲得のため」という説明があるが、ことはそれほど単純ではないという。「報復」がきっかけになることが多いという。

「国家社会で暮らすわれわれは、国家権力による処罰権の独占を認めることによって、復讐の連鎖を防止し、平和で安全な社会で暮らすことができる。しかし、この平和と安全は、個人個人の大きな代償の上に成り立つものなのである」という。

そして子育て、高齢者への対応という卑近な例でも伝統的社会とわれわれの社会との相違と類似を例を挙げて述べている。

「われわれの世界は、伝統的社会に逆戻りしている社会なのだろうか。人生最後を迎えるにあたり、自殺幇助、自殺の推奨、安楽死などといった選択肢が与えられるのだろうか」と疑問を呈する。

上巻ですら読了に長くかかってしまいましたが、とても興味深い本です。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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