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米国南部の学校(4)

9月25日
West Charlotte High Schoolを訪問した。この学校は1938年に創設され、1971年までall blackの高校だったが,人種統合の目的でバス通学が始まった。しかし,2001年以降、このバス通学に法的強制力がなくなったとたん,再び黒人が95%を占める学校となり、73%の生徒が給食費免除、減免となっていると言う。しかし、スポーツが盛んで、International Baccalaureate Program, Open Programが採用されており、とても誇りを持っているのが感じられた。74歳になる黒人の女性校長自ら,どのような差別を受けてきたか、人種統合のため,どのような努力をしてきたかを語ってくれた。

9年生の世界史の授業を見学した。黒人女性の先生はTOGA(古代ローマ人が着ていた白い服,こちらではときどき学生がToga partyというのをするが、シーツで作ったそれを身にまとう)着て、頭に布でできた白いリングをかぶっていた。他に3人の男子学生がTogaを着ていて、何が始まるのかと思わせた。
IMG_0775_convert_20081024122911.jpg写真を撮ってもいいかと聞いたところ,先生が学生に「両親の許可を得ている人,来て」と言ったら、こうして集まってくれた。
白板の上には大きなスクリーンが掲げられていて、Checks and Balances in the Romanと書かれ、その下に現在のアメリカの政府(政治)の仕組みが書かれていた。
古代ローマの政治の仕組みに現在の政治の仕組みを重ね合わせて,授業が進んでいった。3人の男子学生はジュリアス シーザだった。書かれた台詞をそれぞれ読み上げ、他の学生が本物のシーザーを当てるというものだった。とてもインパクトのある授業だったが、毎授業こうしたパフォーマンスを求められたら,教師は大変だろうと思った。知識を詰め込むことが目的ではないからなのだろう。

次のクラスはアメリカ史の授業だった。先生は黒人男性でネクタイを締めていた。学生は27人、男子9名、女子18名、白人2名、ヒスパニックに黒人の学生だ。

アメリカの教室は教師の教室だ。教師が自分の好きなように教室をレイアウトする。ところ狭しと飾るのも、きれいな色で統一するのも,ぬいぐるみを周りに並べるのも,教師の好みだ。
例えば、
IMG_0760_convert_20081024123317.jpg

しかし,この教室は珍しくすっきりして,教室の壁には何もなかった。

この日の授業は1820年から始まった。
1820-Missouri Compromise
1845-Texas(Annexed)
1846-Mixcan War
1848- Treaty of Guadalupe Hidalgo
1850-Compromise of 1850
1852―Uncle Tom
と進み、Extension of Slavery of New territoryについての歴史が述べられていった。学生に質問をし、正解の時はげんこつでハイタッチ。1860年リンカーン当選までの歴史が進んでいった。学生は予習をしているのか、結構答えられる。
今度は男女分かれて正解を競うゲーム(おそらく復習)が始まった。当然人数的に優位な女子グループの勝ち。勝ち組には鍵のかかったロッカーからチョコレートが渡され,このチョコレートタイムも含め、計ったのようにぴったりに授業が終わった。
先生は熱狂的で,全身全霊を込めて語り、学生を自分の話の渦に巻き込んでいった。かと思うと,突然歌い出したり,まるで黒人教会の牧師のよう。こんな情熱的な、洗脳的な授業を今までに見たことがなかった。
アメリカでこうした授業が求められるとしたら,全く自信がない。

どちらのクラスも,男子学生が極端に少ないことに気がついた。あとで理事長に質問したところ,男子学生はドロップアウトしてしまうそうだ。学校にはSchool counselor, psychological counselor, Homeless volunteering などが設置されているという。

9月26日
個人面談が行われ、それと平行して,Interactive なアクティビティーについてみんなでBrain Stormingを行い、アイディアを出し合い、遅い昼ご飯を食べ,解散となった。
帰りの飛行機もまたまた遅れ、リッチモンド泊まりになるか,タクシーでシャーロッツビルまでタクシーで行くことになるのかと思ったが、グレイハンズも45分遅れたため,バスに乗れた。シャーロッツビルに着いたら,雨が降っていた。夜11時の帰宅となった。

実りの多い、考えさせられることの多いワークショップだった。感謝,多謝。

ブログを読んでくださった皆さん,アメリカの学校の印象はいかがでしたでしょうか。ゲームをやったり,知識の習得の観点からは暇がかかり,効率がいいとは言えないと思いましたが、人種問題はさておき、個人が大切にされているのを感じました。現在のように州や国を超えて移動する人が多い時代に州によってこんな教育スタンダードが違うのは弊害が多いのではないかと思っていましたが、父母や教育学専攻の学生のボランティア参加も多いので、遅れた生徒に対するフォローもきめ細かく行われていました。

テーマ : アメリカ生活 - ジャンル : 海外情報

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