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『十字架』重松清

重松清(1963年生)の2009年12月の書き下ろし作品です。息子の勧めで読みました。

主人公真田裕は34歳、中学2年生のとき、クラスメートが陰湿ないじめにより自殺をした。そのフジジュンが遺書の中で「親友になってくれてありがとう」と書き残した。「確かに僕とあいつは幼なじみだった。小学生の頃はしょっちゅう一緒に遊んでいた。でも、親友というほど深くつきあっていたかどうかはわからない。(中略)でも,あいつにとって僕は親友だったらしい。それも,たった1人の。」

いじめたブループの中心にいた二人に対しては「永遠に許さない。呪ってやる。地獄に落ちろ」と書き残し、そしてもう1人、サユには「迷惑をおかけして、ごめんなさい。誕生日おめでとうございます」と書かれていた。フジジュンはサユの誕生日にプレゼントも家に持って行っていいかと電話してきたフジジュンに「困ります。そういうの、やめてください」と断ったその日、フジジュンは自宅の庭で首を吊った。

フジジュンの父親「あのひと」に見殺しにした「親友」を許さないと言われ、戸惑うユウ。自分に片思いをしていた男子学生が自分の誕生日に自殺をしたことで苦しむサユ。それに事件を追うマスコミ。

雑誌記者の本多は人を責める言葉には2種類ある。「ナイフの言葉、十字架の言葉」とユウに教えた。「十字架の言葉は背負わなくちゃいけないの。それを背負ったまま,ずうっと歩くの。どんどん重くなってきても,降ろすことなんてできないし、足を止めることもできない。歩いてるかぎり、ってことは、行きている限り,その言葉を背負いつづけなきゃいけないわけ」

同じ進学校に進学したユウとサユ、そして二人は東京の大学に進学した。十字架を背負って20年。二人の心の揺らぎ、フジジュンやその家族との関わりが綴られている。

同年輩の息子が読むと私とは違う重さがあるんだろうなと感じられました。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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