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友達の死

かねて療養中だった職場の友達が亡くなり、27日土曜日に葬儀がありました。

Aさんは3年前,ちょうど私が渡米する直前に発病しました。脳腫瘍でした。帰国後、リハビリを開始したAさんと会いました。右半身に不随が残り,その時はまだ言語にも不具合を残していました。でも,前向きで、仕事復帰の意欲も高く、新たにクラリネット、ブリッジを習ったりしながら、私と同じジムのプールでリハビリを続けていました。

初めて泳ぐAさんを見たとき、この人が泳げる日なんて来るのだろうかと思いました。両足でうまくキックが打てないので、まっすぐ進めないのです。パーソナルレッスンを取り、いつも精一杯頑張っているAさんを見ていました。息継ぎの練習が出来るところまで上達し,泳げるようになる日も近いと思った今年の2月のある日、「リハビリ、頑張っている割に効果が出ていないので、検査をしたほうがいいとお医者さんに言われたの」と言っていました。

それから間もなく入院することになりました。再発でした。

ご主人から,お別れに来てほしいというメールが届いたのが7月の初めでした。Aさんのうちは敬虔なクリスチャン一家で、死というものを暫しのお別れと捉えていて、Aさんの生がもう幾ばくもないということ、もうこの世では会えなくなるということを、本人はもとより家族の皆さんがを自然に受け止めていらっしゃいました。彼女は4代目のクリスチャンだったそうです。

私は病床で戸惑いました。

ご主人の話では後3週間ぐらいではないかということでしたが、この暑さを乗り越え、8月の24日に亡くなりました。62歳でした。ご主人と素敵な3人のお嬢さんが残されました。それにそっくりな妹さんと。

火葬場でお見送りをし,偲ぶ会にも出席しました。クリスチャンのお葬式は初めてではなかったのに、私にとって「異文化」と感じられるお葬式でした。やはり「死」は宗教と深くかかわっているからでしょう。宗教を持つ人が羨ましいと感じられるひと時でした。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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