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『敗北を抱きしめて』(増補版)上下

家族、友達みんなに読んでもらいたい本に出会いました。本の紹介です。

『敗北を抱きしめて』岩波書店 ジョン・ダワー(John Dower) 2004年増補版訳本出版

著者ジョン・ダワーは1938年生。現在マサチュセッツ工科大学教授
『吉田茂とその時代』(1982年訳本出版)『人種偏見』(1987年訳本出版)を著し、当著にてピュリッツァー賞(ノンフィクション部門)、2002年大佛次郎賞論壇特別賞受賞。

この敗北とは第2次世界大戦の日本の敗北を意味しています。

岩波の紹介によれば、
上巻「1945年8月、焦土と化した日本に上陸した占領軍兵士がそこに見出したのは、驚くべきことに、敗者の卑屈や憎悪ではなく、平和な世界と改革への希望に満ちた民衆の姿であった…」

下巻「敗北を抱きしめながら、日本の民衆が「上からの革命」に力強く呼応したとき 、改革はすでに腐蝕し始めていた。身を寄せる天皇をかたく抱擁し、憲法を骨抜きにし、戦後民主改革の巻き戻しに道をつけて、占領軍は去った…」

訳者、中部大学教授三浦陽一は「長い戦争による疲弊の中から、日本民衆と日米の支配層による「日米合作のハイブリッド国家」たる現在日本が形成された行程を描いた大作である。著者は、大きな歴史の流れを骨太に描きつつ、同時に苦難のなかから立ち上がる民衆の声を静かに聞き取ろうとしている。」と述べています。

アメリカ人の視点から占領軍、マッカーサーの分析、敗北で右往左往する日本の中枢部、天皇の戦争責任、日本国憲法制定までのいきさつ、東京裁判、冷戦による占領軍の占領政策、対日政策の変更、そして敗戦後の民衆の強さが描かれています。ここで感銘を受けるのはダワー氏の歴史科学者としての知性と、偏ることのない視点と分析です。

終戦前より日本の復興のため国体維持と天皇制の維持が決められていたため、天皇の戦争責任は不問に付されることになったこと。(子どもの頃、明治生まれの父より、マッカーサーが天皇制維持を決めたと話を聞いたことがありました)自衛のための軍備が認められるか後年議論を呼ぶことになった、幾多の解釈が可能な第9条の表現。戦後65年、なぜ改訂することなく62年の年月を迎えたのか。

今日は折しも、参院選選挙です。子どもや孫たちが戦争で人を殺すことのない、殺されることのない、平和憲法を守る人に投票しました。開票が始まりました。

テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記

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