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『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』 宮崎賢太郎

無事帰国しました。ちょっと長めの旅だったからか、年のせいか、山国であったためか、今回はちょっと疲れました。

記憶が鮮明のうちにネパールの感想だけでも書きたいと思っています。

今回は本書『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』を出発前夜に読み終え、飛行機の中で簡単にメモをとったので、忘れないうちに要点のみ記したいと思います。

数年前から長崎、五島列島の潜伏キリシタンの教会を辿りたいと思っていました。ここは昨年世界遺産に登録され、今脚光を浴びています。

1616年の徳川幕府の禁教令。1500年、九州では時の領主がキリシタンに改宗すると、全領民にキリスト教への改宗を迫り、村中がクリスチャンとなりました。ほとんどの村人はキリストの教義を聞いた事もないし、司祭を見た事もない、文字の読み書きもできない農民、漁民たちでした。

そんな彼らがどうして230年もの間信仰を守り抜くことができたのかというのが本書のテーマです。

この間に幾度となく「崩れ」という一斉摘発もあり、天草では4度に渡って摘発された。

230年に渡る幕府の弾圧を逃れ、信仰を受け継いできたクリスチャンが浦上で神父と出会った。しかし、カトリックに戻ったものは決して多くなかった。

どうして彼らは戻らなかったのか。著者宮崎はこうした彼らを潜伏キリシタン、隠れキリシタン、カクレキリシタンと使い分けている。

先祖崇拝、現世御利益を願う日本古来の多神教、いたるところに神々が宿り、なくなった人たちは仏様になる。インドからやってきた仏教はこうして神道と結びつき、神仏習合となって、日本人に定着していった。そこへ新しい一神教の神さまがやってきたのだ。

毎日唱えるオラショの意味もわからず、仏壇、神棚に、キリスト教の祭壇を並べて、祈り続けてきた潜伏キリシタン。彼らは先祖の大切にしてきたものを守ってきただけで、キリスト教を信じていたのではなかったというのが作者の結論です。

そして日本にクリスチャンは1%もいないという理由について、宮崎はキリスト教は西欧のそのままのキリスト教を日本に持ち込み、それを広めようとしているから浸透しないのだと述べています。

平戸、五島列島の教会、村々を回ってみたいと思っています。
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