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桜が咲いた

固い蕾を膨らませて、咲くべき時を待ち構えていた桜が一斉に開き始めました。
今年は東京が一番早いとのことで、4日火曜日の午前中、目黒川に行ってみました。

木によっては3分咲きから満開までいろいろありました。中目黒界隈
目黒川の桜は都内の川沿いはどこもそうですが、護岸がされていて趣にかけるのが残念です。

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この川は橋が多いのです。緑の橋、赤い橋など。川幅も狭いですし、すぐ川岸に渡れます。
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川沿いに洒落たお店が多いので、そのウィンドウに映る桜を見るのも楽しみの一つかもしれません。
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桜が散る前にまたどこかの桜を見たいと思っているのですが、歩けるかな??

テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記

緑内障 (網膜中心静脈閉塞症) 5 & 膝痛

術後1週間の検診に行ってきました。

担当医が変わりました。若い女医さんで、却っていろいろ聞きやすいかもしれない。

視力検査をしました。少し見えてきているように思うのですが、検査で視力は改善していませんでした。
網膜の腫れはだいぶ治まってきているようです。完全に出血が収まり、腫れがなくなれば、もう少し見えるようになるかもしれないということですが、期待は持てそうにありません。

もらった術後の注意書きに一貫性がないので、先生に質問すると、今度の先生はもう目薬もやめて良い、あと1週間すれば、水泳をしても良いと言います。???とりあえず、目薬を終了しましょう。

2日の日曜日、手術前に先生の許可を得、バスの撮影旅行に参加しました。バスで移動しているので、たいして歩いたわけではありません(それでも1万歩ぐらい?)が、翌日、以前から少し違和感のあった左膝がはばったく、曲げ伸ばしがうまくできなくなってしまいました。1週間家から一歩も出ず、室内を歩いていただけだったからか、自分が思っていたよりずっと筋力が落ちてしまったのでしょう。

翌月曜日、久しぶりにペインクリニックに行きました。処方はヒアルロン酸注射と温熱と漢方薬ツムラ20と23。私はすっかり忘れていましたが、以前にもこのヒアルロン酸注射をしたことがあるそうで、その時、効果がなかったと言ったそうです。今回は打った時から痛く、違和感がありました。時間とともに良くなるどころか、腫れてきて、動かなくなったしまいました。

それなのに火曜日朝、よくなっていたので、大して歩かないからと目黒川に出かけました。歩いているときはいいのですが、上り下りがうまくできません。何やら一日中足を引きずって歩いていたようです。我ながらいい年してバカですね。どうして慎重さに欠けるのでしょうね。

寝ている間に回復するということは使ってはいけないということなのでしょうか。翌水曜日の朝だいぶ具合がいいと思いましたが、大学病院の眼科からはやっとの思いで帰り着きました。庇っていたからか、左ばかりか右膝も痛くなり、身体中、筋肉痛を起こしてしまいました。

体は一箇所具合が悪くなると、次々と連鎖するようです。相変わらず肋間神経痛は疼いています。動いていないので、体重の増加も気になります。増加すれば膝への負担も増します。何事もほどほどというペースを守れない自分に責任があります。

さて、今日、かなり良くなってきました。違和感は残っているものの、膝の存在を忘れています。今日じっとしていたら、明日には治っているでしょうか。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

『半席』 青山文平

作者青山文平は1948年神奈川県生まれ。2016年、『つまをめとらば』で第154回直木賞を受賞。この作者の本を初めて読みました。

「分別ある侍たちが、なぜ武家の一線を越えたのか。直木賞受賞後、待望の第一作!」

「若き徒目付の片岡直人に振られたのは、腑に落ちぬ事件にひそむ「真の動機」を探り当てることだった。精勤していた老年の侍がなぜ刃傷沙汰を起こしたのか。歴とした家筋の侍が堪えきれなかった積年の思いとは。語るに語れぬ胸奥の鬱屈を直人が見抜くとき、男たちの「人生始末」が鮮明に照らし出される。本格武家小説の名品六篇。」と書かれています。

本書はそれぞれ約40ページの「半席」、「真桑瓜」、「六代目中村庄蔵」、「蓼を喰う」、「見抜く者」、「役替え」から成っています。

時は江戸幕府が開かれ200年ほど経った「文化」の世。世は戦もなくなり、平和になり、生涯刀を抜いて人を切ることもなくなった武士達は幕府の官吏としてのお役目を果たしながら、必死で一歩上の階級を登ろうとお役を勤めています。

主人公ほか主要人物は6編共同じ。主人公、片岡直人は20代半ばを過ぎた徒目付(かちめつけ)で、そんな武士の一人です。
それに直人の上司、徒目付組頭の内藤雅之は懐の広い、器の大きな魅力的な男です。それにちょっと得体の知れない浪人澤田源内(時には名前も変える)も登場します。

本書の題名「半席」とは一代御目見(将軍の儀に列席できる)のことで、子孫まで身分が保証される旗本ではありません。彼の父は旗本でしたが、一度きりの御目見で無役になってしまいました。子も旗本と認められる永々御目見以上になるためには、ふたつの御役目に就かなくてはなりません。これは父子二代で達成しても可です。

直人は「半席、半席」とつぶやきながら、落ち度がないように、上からの引きがあるようにと、徒目付を出世のための踏み台と考えて、真面目にお勤めを果たしています。「自分は無理でも、いずれは生まれてくるのであろう自分の子には、要らぬ雑事に煩わされることなく、御勤めだけに集中させてやりたい」と。

上司、雅之は剣の腕もたつが、出世競争から一歩下がったところで、にこにこと釣りや食べ物の話をしています。「旨いもんを喰やあ、人間知らずに笑顔になる」というのが雅之の口癖です。

7年も徒目付をしている雅之のところには、表向きにできない頼めれ御用が持ち込まれてきます。そんな御用を半年に1回ぐらい直人にやってみないかと振るのです。

当時、事件が起き、下手人が逮捕され、自白すれば、お裁きは終わりで、あとは刑の執行を待つばかり。その動機は本人が言わない限り、解明されることはありません。今の時代では考えられませんね。テレビ時代劇、「大岡越前」でも、動機は解明されていたように思うのですが、どうだったでしょうか。この頼まれ御用とはある人からその動機解明を依頼されたものなのです。

それは、あまり出世には役立たないので、直人は渋々引き受けたのですが、その度、人の心の機微に触れ、雅之の魅力に惹かれ、依頼されると引き受けるようになり、若い直人は成長していきます。

この「文化」の時代の浅草、上野、神田、日本橋界隈の空気感がそこにいるように感じられる、素晴らしい描写力です。真面目に生きてきた老武士はプライドが傷つけられると、些細なことから一線を越えて、犯罪人となってしまいます。しかし、自白はしても、その動機を話そうとしません。それでも、死ぬ前にその訳を誰かに話したいと思っているのです。話のきっかけができると、堰を切ったように話し始めます。

平和な時代の階級社会。真面目に勤めを果たす武士達は今の平成の世の会社員のようです。こんなサラリーマン生活で、雅之のような上司に出会えたら、いいでしょうね。

時代小説を読みなれないので、江戸幕府の組織や読み方が頭に入らず、はじめの数ページは進みませんでした。その組織図が添付されていたらよかったのにと思いました。

単行本刊行にあたって、筆を入れたとのことですが、各編に「半席」や町の説明が入るので、これを整理、削除した方が読みやすかったと思います。

「文化」の時代、人はとにかく歩きます。そんな町の香りが残っているところがあるでしょうか。夏目漱石の明治時代と合わせて、ゆっくりカメラを持って散歩したいとも思いました。

藤沢周平がお好きな方はこの本を面白いと思われると思います。お読みになってください。

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