昨日(6日)神奈川県サロン写真展が終了しました。審査員による講評もあり、多くの方に見ていただけました。写真を見ながら写真愛好家といろいろな話ができるのも楽しみの一つです。
さて、まだまだ続くスリランカ旅行です。11日(4日目)バスの移動中寝ているものの、相変わらずよく寝られません。宿泊しているクイーンズホテルは仏歯寺の目の前です。
朝4時半、けたたましく金を鳴らしながら通る行列の音で目が覚めました。何事が始まったのか思いました。(これは年に一度の行事だったそうです。写真を撮らず、残念)
結局、5時半、外に出て写真を撮り始めました。白い服を来た赤ちゃんを大切そうに抱いた家族が入って行きました。

ホテルの前はキャンディ湖です。

行列のゾウさんが仏歯寺に戻ってきました。

カメラを構えた女性にスリランカ人のカメラマンだが、いまはメルボルンに住んでいて、街の写真を撮りたいけど,怖いから一緒に撮らないかと声をかけられました。英語が上手でした。でも歩調が合わず別々に。
この国の人は早起きです。
ホテル前を走り抜ける軍隊の早朝訓練、にこやかに走り抜けていきました。

6時から町撮りをしました。
カフェで朝食をとる人

掃除をする人

宝くじを買う人

裸足の老人が多かったです。
このホテルは世界遺産に登録されています。登録証とガードマン

朝食をとって8時、出発です。今日も晴れ、暑くなりそう。先住民族、ヴエッダ人の住むマヒヤンガナヤにバスを走らせました。山に登り、頂上からつづらおりに下って行きました。
3時間かかりました。
山間部で生活している彼らは狩猟、農業、はちみつ採りなどをしているそうです。(このハチミツを買いましたが、スーツケースの中でハチミツの瓶が割れてしまい,散々な目に)
ウェッダとは侮蔑語であって、自称はワンニヤレット (Wanniyalaeto, Wanniyala-Aretto)といい、「森の民」の意味だそうです。
森の中にその居住地がありました。
制服姿の子供たちがいました。

ダバーナ小中学校は5歳から16歳までがクラスに分かれ、授業を受けていました。1クラス10名から15名ぐらい。シンハラ語の授業を見学しました。彼らの科目はシンハラ語、算数、環境の3科目だそうです。今はシンハラ人と同化し、言語も死語となってしまったと聞きました。

子供たちは明るくてよく笑います。

美しいスリランカサリーを着た先生

低学年の少女たちが一列に並んで歌を歌ってくれました。

15歳の10年生は英語の勉強をしていて、英語でコミュニケーションが取れました。(自分が英語が話せなくなっていることにびっくり。単語は出てこないし。。。)男性の先生がずっと案内してくれましたが、先生の給料の安いのを嘆いていました。
政府から補助が出ているのか、立派な建物がありました。
首長です。写真を撮らせてくれましたが、外国人観光客の訪問をどう思っているのでしょうか。

うちの中にシカ、犬、ネコがいました。みんな一緒。

この写真を撮った後、8日に亡くなった高僧の葬式に列席するとのことで、車に乗ってコロンボに向け出発しました。
かごなど作っていましたが、売るにはもう少し美しくないと。。。

肩に斧を乗せた男性

短い滞在で、彼らの生活を知ることはできませんでした。学校のトイレは一つを除いて鍵がかけられていて使えませんでしたし、手を洗う水道はありませんでした。
子供たちはこの学校を卒業後,どんな道に進むのでしょうか。
彼らの一人がバスに乗って歌ってくれました。はちみつを見つけて喜ぶ歌、子供が無事に育って3ヶ月目に祝って歌う歌。子守唄などです。
途中で白鷺の遊ぶ畑を機械で耕す人を見つけ、下車。耕した畑はたくさんエサがある模様。
しばらく撮影しました。

これからまた3時間かけてキャンディへ、戻りました。
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