連休前の4月26日から東北へ桜を見に出かけました。今年は全国的に春が早かったので、東北も同様で、もうソメイヨシノは終わっていました。見られたのはしだれ桜と山桜、八重桜でした。
4月の東北とは思えない暑さでした。夜桜散策もしようと思っていたので、ダウンまで持参しましたが、1枚だけ持っていった半袖が正解でした。
朝7時16分のやまびこ号に乗り、一途北上へ。北上展勝地の桜トンネルは残念ながらほとんど咲いておらず、もうすっかり葉桜になった道を散策しました。
遠くに見える奥羽山地はまだ雪の覆われていました。北上川です。
桜祭りをしていましたが、桜はありません。

珊瑚橋には鯉のぼりがかかっていました。

歩くと2キロ、時間がなくて残念でした。
この北上の東に遠野があります。いつか行ってみたいところです。
北上(きたかみ)から北上(ほくじょう)し、小岩井農場へと向いました。
小岩井農場は1888年(明治21年)、明治政府の鉄道庁(当時は鉄道局)長官、井上勝が荒れ果てた土地に大農場を拓くという夢を抱き、この構想を三菱の小野義眞に打ち明け、国家公共のため、荒地に農場を拓きたいという井上の願いを受けた三菱の岩崎彌之助は、出資を快諾したといいます。1891年(明治24年)井上が場主となり小岩井農場が開設されました。小岩井という名前は、小野、岩崎、井上、3人の名字から1字ずつ取って作られたものだそうです。
ここは標高が高く、桜はまだでわずか下方の枝に淡く咲いているだけでした。。。。


ここで一日中遊べそうでしたが、西へ西へと、角館に向いました。秋田県です。
角館は芦名(あしな)氏が江戸時代のはじめ1620年に町並みを作り、その後は佐竹北家の城下町として栄えたのだそうです。。
玉川と桧木内川に沿いに三方が山々に囲まれた角館は「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷が並んでいます。
黒塀の街の桜もすでにソメイヨシノは終わり、しだれ桜も葉桜になり始めていました。それでも十分な人出でした。ピークはどれだけ混んでいたのでしょうか。

私が想像していた北国のイメージと異なり、道幅が広く、しっとりとした趣は乏しかったように思いました。

素晴らしい天気のなか人力車が行きます。続く黒塀

立派な桜の木です。

立派なお屋敷が続きます。青柳家に入りました(有料500円)

敷地3000坪のお屋敷です。こんなふるい兜が飾られていました。

苔むす庭園

カタクリの花も咲いていました。

しだれ桜

この後、秋田市へと向いました。
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