Eさんにお誘いを受け、ヨットに乗せていただきました。会社を中心としたお仲間で共有していらっしゃる8人乗りのヨットです。
ヨットハーバーは久里浜のシティーマリーナヴェラシス。ヨットがたくさん停泊していました。
もともと6月末にお誘いを受けたのですが、天候が不順で6、7月と延期となり、8月末になってやっと乗船の機会を得ました。
この日はセーラーが3人、ゲストは私を含め3人。残念ながらこの日も紺碧の空と海に翻る真っ白なマストというわけにはいきませんでした。
Eさんのご指示通り荷造りをしたら、雨具、寒さよけの衣類、靴、着替え、それにカメラで2〜3泊用のキャリーいっぱいになってしまい、笑われました。
ヨットは新しくて、とてもきれいでした。そして私が思い描いていたヨットとは違って、力がない人でも操作できそうです。ヨットマンは3人いると操縦しやすいそうです。マストの近くへ行くことなしに操作をしていました。みなさん、1級船舶免許を持つヨット歴40年のベテラン揃いでした。
出航しました。10時頃です。私たちはライフジャケットを身につけました。

船名は「ひょうたん島Ⅲ」といい、アメリカ製のHUNTER31というヨットです。トイレもキャビンも、小さいキッチンもついています。寝泊まりもできます。
残念ながら、自分が乗船してしまっていると、帆を張った「ひょうたん島」を撮ることができません。。。

ヨットにはしっかりした日よけ(雨よけ)がついています。そのため、写真は撮りづらい。。。

沖にはいろいろな小舟や外国船籍の船やらが見えました。
小さい漁船もたくさん


こんなにヒール(傾いて)して走ります。6ノット(時速10キロ)前後です。体感温度が10度下がるそうです。ウインドブレーカーにライフジャケットを着ても、暑くなかったです。
ひょうたん島にもエンジンがついています。(始めエンジンなしと思っていた)

帆を張って

計器

ひるご飯を食べるために帰港しました。ちょうど駐車場の車の出し入れのようでした。周りのヨットのぶつからないよう、自分のスペースにヨットを入れます。
全長9.4m


ビールやワインがたくさん出てきて、みなさん、飲むこと飲むこと、しゃべること。車で帰らなければならない現役のKさんはアルコールフリービールで。
この日はEさんたちの友達のヨット「ポインシアーガ」も出航してくれました。そちらからも3人「ひょうたん島」へきて、海の男たちがいろいろなヨットの経験談、海のはなしをしてくれました。45日間もヨットに寝泊まりし、食事をしながら、クルーズしていたそうです。なんという素敵な生活!
延期の間には事前にこんなことも教えていただきました。
1ノット knot :時速1海里
1海里 nautical mile:地球子午線上の緯度1分の長さ(1,852メーター)
緯度1度は: 60分=60海里
・1ノット=1.825÷60÷60≒秒速0.5メーター
(例)風速30メーター≒30x2=60ノット≒時速111km
・地球円周=1.825x60x90x4=40,000.2km≒4万キロ
ひょうたん島Ⅲは
船籍港: 神奈川県横須賀市 (City Marina Verasis)
進水: 2010年(平成22年)
航行区域: 沿海区域
定員: 8名
全長(LOA): 9.39m
艇体長(Hull Length):9.14m
水線長(Water Line): 8.55m
全巾(Beam): 3.38m
喫水(Draft): 1.68m
排水(Displacement): 3,858kgs
総トン数(Gross Ton): 5.1tons
バラスト(Ballast): 1,114kgs
エンジン出力(Engine Power): 21hp
燃料タンク(Fuel Capacity): 75.7 L
清水タンク(Water Tank): 189 L
Eさんをはじめみなさま、大変お世話になりました。ヨットの揺れに身を任せ、潮風を受け、潮の香をかぎながら過ごした贅沢な一日でした。ありがとうございました。
8月31日撮影
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