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ゆうたんのピアノの発表会 2回目

9月20日、ゆうたんの2回目のピアノの発表会が稲城市若葉台駅前のiプラザホールで行われました。

今回は生徒さんがずいぶん減ったようで、少人数での発表会となりました。
前回は10ヶ月前、同じホールです。ゆうたんは2年生から3年生に、8歳から9歳になりました。前回は半ズボンを着ていたゆうたんは白いシャツに長い黒いズボンをはいて出場しました。ずっとおにいさんに見えました。

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曲はワグナー作曲行進曲「双頭の鷲の下に」です。今回はあまり練習を聴いていなかったので、楽しみでもあり、心配でもありました。1ヶ月前にはもうほとんど弾けるようになったよと言っていましたが、車の中では結構緊張している様子でした。一年経つとずいぶん大人になるものです。

ピアノはコンサート用のフルサイズのスタインウェイ。自宅のピアノと違う響きを楽しんでいるように軽やかなところは軽快に行進曲が弾けました。小さいミスタッチはあったものの、リズムが崩れることもなく上手に弾けました。

先生の演奏 ショパンの軍隊ポロネーズ
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私はピアノが弾けたらいいなとと数年習ったことがありますが、とうとう弾いて楽しめるレベルに達することなく、子供へと引き継ぎました。子供から孫へと音楽の楽しみが伝わっていって、いまこうして楽しませてもらえるのは何とも嬉しいことです。

来年はどんな曲を聴かせてくれるでしょうか。ゆうたんは絵も上手なので、何が開花するか楽しみです。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

『こころ』by 夏目漱石

朝日新聞に週に5日、110回連載されていた夏目漱石の『こころ』が今日で終わりました。

『こころ』を初めて読んだのは中学生の時で、とても感動して、この後漱石の本を次々と読みました。我が家にある日本文学全集『夏目漱石』にも「こころ」が収録されています。それを読めばすぐ読み終わるのに、今回は平日の朝刊に掲載された『こころ』を毎回楽しみにして読みました。

普段新聞小説は長くかかって面倒なので、ほとんど読んだことがありません。でも、今回当時と同じ紙面で掲載されたので、当時の人の気持ちになって読みました。

若い頃何度か読んでいたので、最後に読んで数十年経ちましたが、大筋は覚えていました。でも、詳細は新鮮でした。特に明治時代終わり頃の空気や雑司ヶ谷や本郷あたりの空気を感じながら読みました。

若い頃感動した本を読み返すのはちょっと勇気がいります。なぜからなぜこの本に感動したのかわからないという経験を何度かしたからです。

でも、『こころ』は今回も裏切ることはありませんでした。だから名作と言われるのでしょう。こういう読書をまたしたいと思いました。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

『東京プリズン』by 赤坂真理

作者赤坂真理(1964年、東京生まれ)、 2012年、『東京プリズン』により第66回毎日出版文化賞、第16回司馬遼太郎賞受賞。2013年、同作により第23回紫式部文学賞受賞。

『東京プリズン』というタイトルから東京裁判(極東国際軍事裁判ーThe International Military Tribunal for the Far Eastーは、第二次世界大戦で日本が降伏した後の1946年5月3日から1948年11月12日にかけて行われた)のノンフィクションに近い小説だと思って読み始めました。この裁判については大変興味はありましたが、実際を知らなかったからです。

しかし、すっかり裏切られてしまいました。それはつまらなかったという意味ではなりません。小説としては非常に重層な仕掛けを持ち、現実と幻想が混濁する新しい感覚の小説だと思いました。読了までにとても時間がかかりました。作者の感覚について行けなかったからだと思います。

「戦争は忘れても、戦後は終らない……16歳のマリが挑んだ現代の“東京裁判"を描いた 著者9年ぶりとなる感動の超大作。」

***

話は1980年頃の16歳のマリと、2010年頃の母親の年齢になった40半ばの作家マリが行ったり来たりしながら、時に電話で一体になったりする。

15歳で突然母親から米国北東部の酷寒のメイン州に突然留学させられた。おぼつかない英語に異文化への戸惑い。留学して半年後自分の年齢の学年に上がれるかどうかのテストとして、天皇に戦争責任があるか否かのディベートをさせされる。そして話はアメリカの南北戦争、ネイティブアメリカン、米国の恥部ベトナム戦争や2011年3.11まで及ぶ。

母親は東京裁判で資料翻訳をしていたらしい。しかし、母はそれを語ろうとしない。母親への思慕と葛藤。

日本という「家」が戦後、自らどう戦争責任をとらえたのか、「軍国主義の看板を下ろして経済戦争に集中し」、やがて土地のバブル高騰と東京の拡散、バブル崩壊、長引く不況。そして津波に原発事故。
 
話はファンタジックに、メイン州にいる15歳の「私」が、離婚して今は一人で生活している40半ばの「私」にコレクトコールをしてくる。過去の自分と向き合う今の「私」は彼女の母を装う。窮地に陥るたびに少女の私は幻聴、幻覚の中で出会う人々の助けで、日本、日本人を理解し、母親を理解していく。

最終章は「16歳、私の東京裁判」ディベートの本番

「ものすごい真面目な主題に、大真面目に、ゲーム的な理論が取り入れられている。ヴェトナム戦争の兵士運用にカラッとしたスポーツ理論みたいのが取り入れられていたように。そこがアメリカの空恐ろしさな気がした」

「先生は東京裁判をやり直そうとしている。でもなぜだ?」
 
ディベートのラストに行われる少女の「私」は英霊を含めすべての声なき人々の声の助けで壮絶な大演説を行う。天皇論、文明論、宗教論の核心に触れる。

こういう現実だか幻だかわからない状況が繰り返され、すんなりと読ませてくれなかった。

以下私の覚え書きです。
ベトナム戦争はthe muddy warという汚名がある。ペンタゴンが砂糖とスパイスを加えた戦争だった。この砂糖が”RTD-rotation tour date”で、兵士は戦争が終わるまでではなく、1年で帰国できた。スパイスはR&R-rest & recreation で5日間与えられる平和な国で過ごせるフリーの戦闘休暇もあった。

ヴェトナムの結合双生児が言う。「感服〜一つの民族がそれほど歴史を忘れて生きていけるとは」

第二次世界大戦下の戦時国際法に、「平和に対する罪」なんて言う概念はなかった。

「私」は思う。「ヒロヒトは軍部のパペットか。ーパペットじたいに魂が宿っているなら、何か特別な霊力が宿っていると思われていたら。」

戦犯ABCとは種別であって、罪の重さではない。クラスA「平和に対する罪」クラスB「通例の戦争犯罪」,クラスC「人道に対する罪」

日本国憲法のドラフト
Chapter 1 The Emperor
The Emperor shall be the symbol of the state and of the unity of the people deriving his position.

Chapter 2
Article 8(9ではない) Renunciation of War
War as sovereign right of nation is abolished.

こういう話は小説の形でしか表せないのだろう。16歳の時、アメリカのハイスクールで天皇の戦争責任についてディベートしたというのは作者の実体験なのだろうと思った。

大きなスケール感のある小説でしたが、読み疲れた感があります。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

彼岸花 & 墓参(谷中)

彼岸花って、ほんとに忘れずにお彼岸に咲くんですね。今年はちょっと早いかなという感があります。

我が家では植えた覚えはないのに庭のあちこちに2〜3本ずつ彼岸花が咲いています。
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今、群生地へ行ったらきれいでしょうね。

庭の彼岸花を見ていて、そう、お墓参りに行かなくっちゃと思い、谷中まで墓参りに行ってきました。
俗にいう「谷根千」って何度散歩しても飽きることがありません。千駄木駅から団子坂を上りました。

この辺は老舗がたくさんありますが、行くたびにどこかの店が変わります。

煎餅屋
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履物屋 今お客さんはどんな人なのでしょうか。
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お地蔵さんのある幼稚園
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元酒屋の自転車屋 
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いつも墓参りへ行く時にここでお酒を買って墓石に注いでいましたが、3年ぐらい前に閉店し長らくそのままの状態でしたが、酒屋の外装のまま、自転車屋になっていました。新酒はないのに、「酒林(杉玉)」が飾られていて、ガラスには「酒」という文字が残っています。

寺町なのでお寺がたくさん
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そこから改装がすんだはずの、好きな「朝倉彫塑館」へ向いました。が、休館日(月、金)でした。がっかり!

谷中銀座へと向いました。
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路地裏にネコちゃんが
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耳の折れた招き猫のいる酒屋
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この後銀座へと向いました。

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寺家ふるさと村

13日、こうくんとかいくんが来て、寺家ふるさと村へ行きました。もう稲刈りが始まっていました。
秋ですね。

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稔りの田んぼ 
こうくんとかいくんはバッタを探しているのかな?
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山に登るといろいろなキノコが見られますが、なんというキノコでしょうか。
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今年もナンバンギセルが咲いていました。
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バッタがお食事中
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クモが獲物を待っています。
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家族総出で稲刈りです。
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帰りに浜なし(豊水)を買って帰りました。

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ひたち海浜公園

茨城の国営ひたち海浜公園へ行きました。一年中花を楽しめる昭和記念公園のような公園です。
5月下旬から5月に咲くブルーのネモフィラの頃の光景が有名です。

9月はシーズンオフなのか、色彩的にも乏しかったし、とても空いていました。

翼ゲート
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9月に咲いていたのは色とりどりのジニア(百日草)でした。
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雨はすっかり上がりました。
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みはらしの丘
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ハロウィンに使うような大きなかぼちゃ
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まだコキアは緑ですが、10月になると真っ赤になります。
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もう彼岸花も咲いていました。今年は早そうです。
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佐原雨情

久しぶりの更新です。9月になって写真展続きです。私の出品した展覧会が2つ。六本木で行われた展覧会はお知らせを書く前に終了してしまいました。今二俣川の会場で開催中です。昨日も2カ所展覧会を回りました。

小雨煙る9月7日、佐原へ行きました。佐原はアヤメ祭りのころ、行ったことがあります。

雨の似合う街でした。

酒蔵がありました。
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東薫酒造を見学しました。「叶」という大吟醸が有名だそうです。小さい瓶を一本買いました。
この下に酒蔵があります。
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おひな様が遊んでいました。こんなゲームをしているおひな様を初めて見ました。
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雨の中、佐原の街を歩きました。
こんな床屋さんがありました。
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紫檀や黒檀で耳かきを作っていました。一本買いました。(3000円)
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伊能忠敬旧邸の前にある小野川にかかる樋橋(通称じゃあじゃあ橋)30分ごとに水が放水されます。
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雨の佐原は絵に描いたような風情があります。
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この後、ひたち海浜公園に行きました。

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ヨットセーリング 初体験

Eさんにお誘いを受け、ヨットに乗せていただきました。会社を中心としたお仲間で共有していらっしゃる8人乗りのヨットです。
ヨットハーバーは久里浜のシティーマリーナヴェラシス。ヨットがたくさん停泊していました。

もともと6月末にお誘いを受けたのですが、天候が不順で6、7月と延期となり、8月末になってやっと乗船の機会を得ました。

この日はセーラーが3人、ゲストは私を含め3人。残念ながらこの日も紺碧の空と海に翻る真っ白なマストというわけにはいきませんでした。

Eさんのご指示通り荷造りをしたら、雨具、寒さよけの衣類、靴、着替え、それにカメラで2〜3泊用のキャリーいっぱいになってしまい、笑われました。

ヨットは新しくて、とてもきれいでした。そして私が思い描いていたヨットとは違って、力がない人でも操作できそうです。ヨットマンは3人いると操縦しやすいそうです。マストの近くへ行くことなしに操作をしていました。みなさん、1級船舶免許を持つヨット歴40年のベテラン揃いでした。

出航しました。10時頃です。私たちはライフジャケットを身につけました。

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船名は「ひょうたん島Ⅲ」といい、アメリカ製のHUNTER31というヨットです。トイレもキャビンも、小さいキッチンもついています。寝泊まりもできます。

残念ながら、自分が乗船してしまっていると、帆を張った「ひょうたん島」を撮ることができません。。。

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ヨットにはしっかりした日よけ(雨よけ)がついています。そのため、写真は撮りづらい。。。
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沖にはいろいろな小舟や外国船籍の船やらが見えました。

小さい漁船もたくさん
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こんなにヒール(傾いて)して走ります。6ノット(時速10キロ)前後です。体感温度が10度下がるそうです。ウインドブレーカーにライフジャケットを着ても、暑くなかったです。

ひょうたん島にもエンジンがついています。(始めエンジンなしと思っていた)

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帆を張って
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計器
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ひるご飯を食べるために帰港しました。ちょうど駐車場の車の出し入れのようでした。周りのヨットのぶつからないよう、自分のスペースにヨットを入れます。

全長9.4m
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ビールやワインがたくさん出てきて、みなさん、飲むこと飲むこと、しゃべること。車で帰らなければならない現役のKさんはアルコールフリービールで。

この日はEさんたちの友達のヨット「ポインシアーガ」も出航してくれました。そちらからも3人「ひょうたん島」へきて、海の男たちがいろいろなヨットの経験談、海のはなしをしてくれました。45日間もヨットに寝泊まりし、食事をしながら、クルーズしていたそうです。なんという素敵な生活!

延期の間には事前にこんなことも教えていただきました。

     
1ノット knot :時速1海里
1海里 nautical mile:地球子午線上の緯度1分の長さ(1,852メーター)
緯度1度は: 60分=60海里

・1ノット=1.825÷60÷60≒秒速0.5メーター
 (例)風速30メーター≒30x2=60ノット≒時速111km

・地球円周=1.825x60x90x4=40,000.2km≒4万キロ

ひょうたん島Ⅲは
船籍港:       神奈川県横須賀市 (City Marina Verasis)
進水:        2010年(平成22年)
航行区域:      沿海区域
定員:        8名
       
全長(LOA):    9.39m
艇体長(Hull Length):9.14m
水線長(Water Line): 8.55m
全巾(Beam): 3.38m
喫水(Draft): 1.68m
排水(Displacement): 3,858kgs
総トン数(Gross Ton): 5.1tons
バラスト(Ballast): 1,114kgs

エンジン出力(Engine Power): 21hp
燃料タンク(Fuel Capacity): 75.7 L
清水タンク(Water Tank): 189 L

Eさんをはじめみなさま、大変お世話になりました。ヨットの揺れに身を任せ、潮風を受け、潮の香をかぎながら過ごした贅沢な一日でした。ありがとうございました。

8月31日撮影

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青梅 昭和の街

御岳山から青梅に移動しました。Hさんは青梅をよく知っているので、案内していただきました。

青梅駅を降りると、昭和のヒットした映画の看板が。

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赤塚不二夫のキャラクターたちも
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青梅は昭和の街だそうです。
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赤塚不二夫会館前
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街の中にも映画の看板がありました。
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この日は月曜日、あいにく休館、休みが多く、町は静かすぎるほど静かでした。
表通りを外れ、住宅街を歩きました。

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もう百日紅が散る時期なんですね。
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芙蓉の花がきれいでした。
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街の人はどこへ行ってしまったのでしょうか。雨が上がったのに人の姿が見えません。街が眠っているようでした。

8月25日撮影

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『英子の森』by 松田青子

作者松田青子(あおこ 1979生)、本書は2014年発行の若い作家の新しい本です。

本書は『英子の森』、『*写真はイメージです』、『おにいさんがこわい』、『スカートの上のABC』、『博士と助手』、『わたしはお医者さま?』の短編からなっています。と言っても『英子の森』は全体の半分を占めているので、中編でしょうか。

日常のちょっとした言葉や会話に感じる違和感、気持ちの悪さ、居心地のわるさを描いた作品です。作家は言葉に敏感なのは言うまでもありませんが、若い人の言葉に対する違和感がブラックユーモア風に綴られています。そして時々ぞくっとさせられます。

***
「彼女たちを「違う世界」へ連れて行ってくれる〈街に溢れる魔法の言葉〉、それは――」

「英子の森」では、「英会話教室の宣伝などでは、英語が喋れれば明るい未来が待っているような幻想が描かれている。でも現実にはそんなことはなくて、英語を使った仕事なんてほとんどないんですよ。あっても英語を使わない仕事との差は時給にして50円程度のこともある」

「英語ができると後でいいことがある。先生が言った。テレビが言った。広告が言った。母が言った。だからますます英語のことが好きになった。英語はわたしを違う世界に連れて行ってくれる魔法。新しい世界につなげてくれる扉。そう信じていた。」

「英語学校も留学を斡旋する旅行会社もいい部分だけ見せて、後は責任取りませんって感じで、勝手すぎますよ。グローバルなんて都市伝説と一緒。信じた方がバカみたいっていうか」

英語を使うといっても、「「お名前は?」「あと10分で時間です」「時間です」「良い一日を」 同じフレーズの無限ループ。いつかこのループから抜け出せる日がくるんだろうか。このまま努力し続けたら」

「英語のお仕事」をしている娘英子を、母・高崎夫人は英語は娘が、自分や姑のような主婦としての一生から抜け出る手段だ信じ、応援している。だが短期留学1年程度の英語力の人はいくらでもいる。このまま契約社員として「英語のお仕事」をしていても自立できない。自分の森が持てない。

***
私の周りで学生時代に英語を勉強した人はずっと英語を引っぱって生きているようです。英語に触れる機会も少なかった4〜50年前、英語のできる人は努力を惜しまず、勉強スタイルの確立した人が多かった。そしてかつてのやり方で今も勉強を怠らない勤勉な人たちです。

私はと言えば、学生の頃、他の科目より英語をちょっと頑張っていました。英語は扉、世界への扉、異文化への扉。

卒業後も、子育てが一段落した頃からもちょっと英語を使う仕事をしていましたが、英語力は十分ではなく、ずっと英語コンプレックスに悩まされていました。ちょっとの努力ではその壁は乗り越えることなどできるはずもありませんでした。「たかが英語、されど英語」です。

そして娘を育てている時、文系らしい娘に英語さえ身につけば食べていけるだろうと思っていたように思います。高崎夫人のように。学部の1年と大学院修了までと2度米国留学した娘にどのくらい英語が身についたのか、それを見る機会がないので、私は知らないし、今の仕事で英語がどれほど役立っているのかしりません。

でも、英語の小説をサクサク読み飛ばす力はあるようです。しかし、その英語力で一生食べていけるかはわかりません。英語に限らず、卒業後身につけたモノで、食べていける柔軟な力を持ってほしいと願っています。

****
「*写真はイメージです」
「この写真はイメージです。青い空はイメージです。白い雲はイメージです」

うたのおにいさんもイメージです。「暗黙の了解」の気持ち悪さに子供が次々に『おにいさんがこわい』と訴え続け、スタジオから連れ出される。

 英語はイメージです。うたのおにいさんはイメージです。職場はイメージです。スカートの絵柄のようなものです。

「博士と助手」ではパターン化された聞こえのいい言葉「日々に感謝」といった言葉を「経験し感じたいろいろな出来事、様々の気持ちがその一言で表現できてしまう」と皮肉る。

***
そう言えばスマホでメールをうつと次に続く言葉が選択できるようになっている。そうすると自分で描こうと思っていた言葉と似た言葉が出てくるとまあいいかとその言葉を選んでしまっています。早いから。みんなが使うフレーズに流されていっています。

作者は私には感性が若いすぎるのかな。今イチしっくりきませんでした。

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