いつまでも旅行のブログが書き終わらない間に、海の向こうではオバマ大統領が再選されました。長い大変な選挙戦だったそうです。
リーマンショック直後の4年前の選挙戦の頃、私はヴァージニアにいました。私の住む地域は圧倒的な「オバマ」地帯。"I'm very very OBAMA"と言って、仕事の傍ら、オバマ支援活動に勢力を傾けるアメリカ人を見てきました。オバマの選挙事務所にも行ってみました。アメリカ人がこんな熱い選挙は経験したことがないという熱気に包まれていました。
この世紀の瞬間を見ようと学生たちは毛布を持ってバスでワシントンDCに集まりました。残った町の人々も大学に集まり、いくつかの大ホールの掲げられた巨大スクリーンを見て、ともにオバマの"CHANGE"を熱い思いで祝っていました。
それからアメリカの経済は停滞したままで、なかなか明るい兆しは見えません。でも、アメリカ人は「大きな政府」を選び、オバマのchangeの継続にかけました。
アメリカもEUも日本も経済は一向に上向かず、この経済の停滞は人々の精神の荒廃を生んできたように思います。
日本の政治を考えると暗澹たる思いがします。賭ける対象がいないのです。日本人も民主党に賭け、チェンジを期待したのですが、このていたらくですから次に民主党が政権を保持することはないでしょう。大震災に津波に原発事故と大災害に見舞われました。被災地の人々は懸命に復興に向け、日々を送っていらっしゃることでしょう。尖閣、竹島と内憂外患。
真のリーダーは何処に。
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