さんざん迷っていたけれど、カメラを買いました。ニコンのD7000です。D800はとても魅力的だったけれど、今の自分の写真に対する情熱度とD800の重さを考え、D7000を選びました。
ニコンはずっと品薄だったのが、このところで回り始め、価格も下がり始めました。もう少し待つともっと下がりそうな気配はあったのですが、今のカメラに対する不満がたまってきたので、買い時と判断しました。
ところがです。使用して3回目、撮影を開始しようとしたら、液晶が映らなくなり、メニューボタンが利かなくなってしまいました。液晶で確認することも設定を変えることもできませんでしたが、シャッターはきれるので、絞りと補正だけ変えて、とにかく撮影を続けました。まだ取り説すら開けていない状態です。古いカメラもニコンなので、操作はだいたい大丈夫だろうと思っていました。
家に帰ってすぐに販売店に電話すると、在庫があるので取り替えるというので、飛んで行きました。
いつもRAWで撮影しています。前のカメラより画素数が大きいので、8ギガのSDカードがすぐ一杯になってしまいました。2枚のSDカードが入れられ、自動的に次のカードに移ります。この日も液晶が見られないままRAWで数百枚とりました。
夜撮った写真をパソコン(Macbook 10.5.8)に入れようとしたら、何をやってもRAW現像が出来ず、読み込めないのです。photoshop elementsでもバージョンが8で古いので、読めません。前のカメラはパソコンとほぼ同時期に購入したので、レベルが揃っていたのでしょう。特に何の問題もなく、HDにもiphotoにも取り込めました。
仕方がないので、とりあえず、付属のニコンのView NX2をインストールしてみました。一応現像は出来たのですが、これに慣れないせいか使い勝手がどうも今一。
なんとかiphotoを使えるようにしたいとネットで調べてみると、英語で”iphoto can't read D7000 raw"というサイトが出てきます。そのサイトは古そうなので、きっとなにか対策を講じてあるはずと思って探したところ、「デジタルカメラRAW互換性アップデート3.5」というサイトを見つけました。対象カメラにD7000が入っています。やれやれと思ってみると、iphotoのバージョンもアップデートしなければなりません。このサイトを見る限りOSはなんとか対応しそう。
でも、念のためと思ってAppleのサポートセンターに電話してみました。このサイトでは矛盾した記述があり、OSも10.6が必要かもしれないと言う。
結局アドバーザーの人が米国のエンジニアに問い合わせて返事をくれるということになりました。1週間かかるそうです。それまでJpegで撮ることにしましょう。(jpegなら、何も問題はありません)
パソコンを買い替えるのが一番と言う。そんなことはわかっているけれど、カメラを買ったばかりでパソコンまで買い替えられません。それにこの容量のなくパワーのないマック、まだ気に入っているんです。
photoshop elementsもバージョンアップしなければならなさそうだし、軌道に乗るまでにあといくらの出費があるんだろうか。
デジタル機器を新しくするといつも1週間はその子守りをしなければなりません。これが楽しみという人もいるのでしょうが、私はうんざりです。
テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記