昨日は第6回目の東京マラソンが行われました。
東京都庁をスタートし、飯田橋、竹橋、日比谷公園、品川、再び日比谷公園(中間地点)、銀座、浅草、再び銀座から東京ビッグサイトまでの42,195kmを36000人が走り抜けました。9.6倍の倍率だったそうです。
東京マラソンは第1回目より親しくしていたイギリス人が参加し、テレビやサイトで応援してきました。彼はマラソンは始めて間もなくサブスリー(3時間未満)で走るランナーとなりました。外国人はエントリーしやすかったのか、何人もの知り合いが参加してきたので、ずっと関心を持ってきました。
今年はテレビやウェブではなく、実際に見に行ったのです。
エリートランナーにはあまり関心がなかったので、のんびり9時半過ぎに家を出ました。10キロコースのフィニッシュである日比谷公園に向かいました。
日比谷公園11時。給水地点でもあります。スタートしておよそ2時間、トップは後10分ほどでゴールする時間です。すごい人数です。

杖をついて10キロ走った女性です。晴れ晴れとしたとてもいいお顔をなさっていました。

思い思いのウェアーを身につけていました。目立つ方が家族や会社の人にわかりやすいです。ここ日比谷で見たランナーを14時半過ぎにゴール地点でまた会いました。およそ5時間ですから、遅い方じゃありません
11時28分 よくもこんなものを着て、走りにくくないのかしら。

私のそばに「じいちゃん、がんばれ」というプラカードをもった女の子がいました。

じいちゃんはこの人でした。家族総出で応援です。私まで心が温かくなりました。彼は何時間でゴールしたでしょうか。
伴走者と一緒に走る視覚障害ランナー

お寿司屋さんランナー

12時31分、銀座四丁目交差点

奥を走る人たちはもう浅草を回って戻り、これから築地に抜けるランナー。手前がこれから浅草へ向かうランナーたち。
ここから私は電車を乗り継いでビッグサイトへ向かいました。ゴール近くはやはり圧巻でした。
14時21分 ゴール200m手前

こんな服装で走った人もいました。

トップランナーは別として、マラソンって、老若男女、速さはまったく関係ないのですね。このマラソンで遅かった人だって、42キロを数時間で走るのですから、すごいものです。私は1キロも走れない。歩くのだってたぶん数キロが限界。
もうこの頃、シャッターを押しながら私の目からはずっと涙が流れていました。参加者一人一人の数時間のドラマです。一人一人違う思いを胸に作り上げたドラマです。
スターバックスさん、ゴールまであと数メートル すごい応援です。

ゴールしたランナーと待ち合わせの場所というのがあります。そちらにも行ってみました。
家族みんなでおとうさんの足の手当。頑張ったね、おとうさん。

来年はもっと早くから行って、エリートランナーの走りも見よう。
結果はみなさんご存知のように2位で、日本人1位は藤原新選手。五輪出場確実だそうです。評判の川内選手は惜しくも遅れ、14位でした。スポーツの世界は厳しいですね。
私も走ってみたくなりました。まずはジョギングシューズを買ってみましょうか。膝でも傷めるのが落ちかしら。無理かなあ。
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