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2010年を振り返って

今日は大晦日。

今年もまもなく慌ただしく終わろうとしています。大掃除は半ばで時間切れ。おせちを作り終え、年越しそばも食べ、今またパソコンに向かっています。今年も忙しかった。。。なんでこんなに時間の使い方が下手のか。2010年を振り返ると、、、

帰国後に始めたもの1に写真、2にジム、3に子育て支援、そしてブログに時間を取られているのです。

写真は10年振りに再開してみれば、時はデジカメ時代となり、(1眼レフデジカメをアメリカへ行く直前に買って持って行ったのだけれど)使い方もよく分りませんでした。今年になってからプリンターとフォトショップエレメントを購入し、自分でリタッチやプリントをするようになってから、かかる時間はエンドレス。一度撮影会へ行くとやたらとシャッターを押す悪い癖で、フィルム時代では考えれらないような膨大な枚数を撮り,どれも難があるショットの中から少しでもましなものを選び出す作業もなかなか大変。来年は自分の視点をフレームに収め、「撮れた」という実感のあるショットをプリントしたいと思っています。

ジムへ行き始めて1年半。ここ半年はあまり行かなく(行けなく)なりましたが、春のマスターズ終了まで、まあ熱心に通っていました。ジムへ行くと、私よりはるかに熱心な人がたくさんいて、当然ながらどの種目も上手で、ボディーシェイプしていくを羨ましく思っていました。でも、あまりジムに時間を取られるのは本意ではないので,レッスンはなくても自分の都合のいい時間に行って、ちょっと泳いで帰るようになりました。
ほどほどの運動量では体重は現状維持で減量しません。一番痩せた時(7月)より1キロ強多い状態で推移しています。でも、ジムは血圧、体重、体調、便通に絶大な効果がありました。

子育て支援。週に2日「孫DAY」の時も多々あり、なかなか忙しかったです。可愛い盛りの孫たちの姿を見ることは手放しで嬉しいことですが、「孫は来てよし,帰ってよし」と言われている通り、正直、無事に帰って行くとホッとします。二人とも元気に年を越せそうでなによりよかったなと思っています。こうちゃんは年明け4日から保育園、娘は職場復帰です。来年はもっと出番が増えそうです。どうか私にとってもこの時期が宝物となりますように。

最後にこのブログ。読むのは好きでも文を書くのが苦手で、日記も3ヶ月以上続いたことがなかったのですが、まずなにより文を書くのが億劫じゃなくなりました。ブログは読んでくださる方、コメントやメールをくださる方、お会いしたときに「読んでるよ」と言ってくださる方がいて、それが励みとなって続けられたのです。写真を挿入する時は事前の写真の処理に時間がかかり,時期を逸してしまうこともありましたが、Hさん、Bさん、Tさん、Jさん、Cさん、Aさん、Sさん、Kさん、皆さんに励まされて書いてきました。ブログは物忘れ進行中の私にとって備忘録になったばかりでなく、書くことで、いい振り返りが出来るようになりました。
皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

私のブログを読んでくださっている皆様、来年は皆さんもブログを始めてみませんか。

来年もよろしくお願いいたします。
ではよいお年をお迎えください。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

保育園 今昔 

25日にゆうたん(5歳)の保育園のクリスマス会に行きました。何回かお迎えに行ったことはありますが、クラスの中に入るのは初めてです。

ゆうたんの保育園は都市型保育園と言われる駅近のビルの中にある認証保育園です.教室は駅のプラットフォームの裏に当たり、保育ルームの中から電車が目の前に見えます。ゆうたんは1歳2ヶ月からここに通っています。
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狭い部屋に子供たち、両親、兄弟、祖父母が集まり,大変な熱気です。先生たちは声を張り上げて子供たちに呼びかけをしていました。

2歳児からお遊戯が始まり、4歳児からのオペレッタが始まりました。ゆうたんは中やぎさんでした。
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サンタさんとトナカイさんも来て,子供たちみんなにプレゼントをくれました。
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私は息子が5歳の時のお遊戯を思い出していました。息子は宇宙戦艦大和を必死に演じていました。息子の通うお寺が経営する保育園は何事もきちんとするという保育方針(?)で、子供たちの衣装(親が製作),お遊戯、演奏はどれも見事なもので、小学校の学芸会があまり揃っていないのでびっくりしたものでした。

ゆうたんの保育園は衣装もビニール、ほとんどの子どもは緊張している様子もなく,ニコニコ(悪く言えばヘラヘラ)と本当に楽しそうでした。(中には泣いていて何も演じていない子もいましたが)

今,全般に保育園の方針はどうなのでしょうか。子供たちにとってどちらがいいのでしょうか。
ゆうたんは家へ帰ってからも「今日は楽しかった」と大満足でした!!

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

関西人と関東人

日曜日、26年前我が家の建築でお世話になった営業のHさんが訪ねてきました。

Hさんは当時我が家ではHくんと呼んでいました。Hくんはまだ大学を出たての新入社員でしたが、我が家では彼の仕事で向かう姿勢と誠意が気に入って、その建築会社を選びました。新人で知らないことはたくさんあったと思いますが,必ず翌日までに調べて適切な返答をよこす人でした。

Hさんはその後関西に転勤となり関西各地を周り、今年20年振りに再び関東勤務となって戻ってきたということでした。

彼は東京生まれの東京育ち。20代後半で関西に転勤となり、関西文化を知らなければ営業はできないと思い知らされたと話していました。誰にとっても家は大きな買い物。営業は信用されなければ,まず売れません。東京から関西に行って、長続きしてそれなりの地位を築いた営業人は少ないそうです。

私も関西人は関東人より人との距離のつめ方が早いなあと感じていました。いっぺんに懐に入ってくるような親切さと気安さを持っているし、決断、決済が早いように思います。アメリカのビジネスの仕方は関西のそれに近いという私の意見にも同意見でした。関西では人と人のネットワークで仕事が広がって行くと話していました。アメリカもそうです。そして、関西で育ち成人した二人のお子さんはすっかり関西人で、関東では生活しにくいだろうとおっしゃいます。

そして関西でもそれぞれの地域地域で文化が違うそうです。そりゃそうですね。東京だって山の手と下町は違いますものね。狭い日本に,狭いところに文化的差異があるのは面白いですね。

昼食を囲みながら、四方山話に花を咲かせました。快活に笑う彼の声は26年前と少しも変わっていませんでした。でも、久々の関東勤務でまたカルチャーギャップに戸惑いを感じているのでしょうか。

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

クリスマスホームパーティー

昨日は息子、娘の家族総勢8名でクリスマス会を開催しました。昨日1週間続いた高熱がやっと下がったこうちゃんも参加できました。

我が家のダイニングテーブルはかなり大きいのですが、さすがに8人座ると料理が並びきれません。それでもそのテーブルの隙間にクリスマスらしくキャンドルをたくさん飾りました。
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前の晩から下ごしらえを始めました。メニューはオードブル(赤、黄ピーマンのマリネ、アボガドとトマトのマリネ、セロリの明太子和え)、オリーブ、チーズ、スモークサーモンの盛り合わせ、サラダとディップ、鶏肉とオリーブとエリンギのスープ,それに丸鶏です。
丸鶏は2キロの鶏に餅米、野菜、干しぶどうなどをつめて,楊枝で止めて,みんなが揃った頃オーヴンに入れて焼きます。昨年も好評で今年も焼きました。
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シャンペンは娘が持ってきてくれました。昨年に引き続きお嫁さんが自家製のクリスマスケーキを持ってきてくれました。いちごのたくさん入ったホールです。(写真を撮りそこねちゃった)

3時半頃にはやってきて子供たちは早速クリスマスプレゼントを開けて遊び始めました。5時半には全員揃い、シャンペンで乾杯。6時半頃鶏が焼けて、切り分けてたべました。

毎年食べておしゃべりするだけでしたが、今年は息子の発案で、いつもと違って催しものをすることになりました。それぞれ買って来た1000円のプレゼントをクリスマスソングを歌いながら交換をしました。(このプレゼント選びもなかなか楽しいものでした。たった一つ選ぶのに、お店にあれやらこれやら面白いものがたくさんありすぎて1時間半もいたのです。)私のはロボット型になる製氷器とクレヨンで、ゆうたんにいきました。私はお嫁さんが選んだポテチハンド他が当たりました。手を汚さないでプテトチップスを食べる道具です。

それからキーボードを息子夫婦が連弾、お婿さんがヴァイオリンを弾き、ゆうたんとこうちゃんはリコーダーを鳴らし、みんなでそれにあわせてクリスマスソングを何曲も歌いました。3人がオーケストラ出身です。ヴァイオリンはクリスマスの雰囲気に合いますね。
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おもちゃと、持ち物で散らかった中での演奏でしたが、来年はクラリネットも持ってきて、もっと練習してから演奏したいというので、来年はそれなりに片付けてステージをつくりましょう。

演奏のあとで,ケーキや果物、コーヒーをいただきました。手作りケーキ、おいしかったです。

明日保育園のあるゆうたんちが10時過ぎて一歩先に帰りました。おチビちゃんたちの成長に合わせていろいろなことが出来るようになるのが楽しみです。

次回揃うのは10日後のお正月です。どんな企画を立てましょうか。

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忘年会 at「馳走きむら」

今年4度目の忘年会でした。

英語の会の女性5人の17回目の「クリスマス会」です。今年ミシュラン2つ星となったあざみ野の「きむら」でのお食事会となりました。新聞紙上で本年度のミシュランの星が発表されたその日の朝、Tさんが予約をかけてくれたのです。

10年ほど前に1度、あざみ野在住のKさんに新しく開店したばかりの「きむら」へ連れて行ってもらったことがあります。20人も入るといっぱいになる小さな店です。

期待に違わず、盛りつけも美しく、おいしゅうございました。(男の人だとちょっと足りないかも。。。)

白ごまの風味豊か
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くずのとじもの
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お造り
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ニシンの昆布巻き、牡蠣、ごぼう、白豆腐、銀ダラ、手まり寿司、たまご
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デザート みかんのプリン
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料理を出すタイミングもよく、最後お料理を配膳していたおかみさん、シェフのご主人がお見送りまでしてくれました。

みんなで舌鼓を打ちながらおしゃべりして、楽しいひと時を過ごしました。乾杯の飲み物を入れて4000円。1月はもう予約で一杯だそうです。

そのあと場所を変え、おしゃべりは続きました。年齢差18歳、これからも大切にしたいお仲間です。

ご心配いただきましたこうちゃんのお熱、1週間目でやっと下がりました。

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大掃除&子どもの熱(2)

目の手術後,目も不自由だし化粧もできないし,家にいる時間が長いので、その間に大掃除をすませてしまおうと思いました。台所から掃除を始めました。日頃家事の中で掃除が一番嫌いと豪語している私ですが、やっぱりきれいになれば気持ちがいいです。

まだ自分の部屋の掃除が終わっていません。かなり本を処分し、書棚が少しすっきりしました。


こうちゃんの熱がなかなか下がらず、この週末は子育て支援に行ってきました。39度を超す高熱が数日続いています。今朝早くとうとう救急で成育医療センターへ行って2時間点滴をうったとのこと。
こんなに高熱が続いているのにインフルエンザではなく細菌によるものらしいとのこと。肺炎にはなっていないというので,まずはホッとしました。

こうちゃんはおかあさんにべったりでトイレもままなりません。抱かれていても,苦しいのかずっとぐずってベソベソしていました。ほとんど食べません。ノロに引き続きの高熱で,こうちゃんはすっかり痩せて,小さなお顔になってしまいました。ウトウトと眠りますが,布団におくとすぐ起きてないてしまいます。私には抱さってもくれません。私は買い物や食事の仕度、片付けなどをしていました。

今日こそはこうちゃんの熱が下がるといいのですが。

そんなこんなで我が家の大掃除も終わっていないし、年賀状もまだです。23日に我が家でクリスマス会をするので、それまでには主立った掃除を終えたいのですが。

今年もたくさん予定を残して年を越すことになりそうです。

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一ヶ月振りのスイミング&忘年会

風邪をひいたのに引き続き目の手術をしたので、1ヶ月プールに入れませんでした。

この運動をしない1ヶ月の間に体に変調がありました。急に運動をやめたので夜中に足のふくらはぎがつり,すごくいたかったこと、それから便秘に悩まされたこと、そして若干体重が増えたことです。本当に何たること。。。

昨日眼科へ行って,やっとお医者さんからプールの許可が下り、その晩早速プールに行きました。水に入ると自分の体の中から何かが水の中へ溶け込んでいくようです。

医者の許可が下りてもやっぱりちょっと心配で、いつもよりゴーグルをきつめに締めて、ゆっくりクロールで泳ぎました。そのあと,いつものように4種目のキックを100mずつ、スイムを100mずつ、そして最後に平とバックを入れてちょうど1000m泳ぎました。ゆっくりでしたので疲れることなく、体も気持ちもさっぱりしました。

今日はスポーツクラブのメンバーの呼びかけによる忘年会でした。私は初参加です。ボーリング、飲み会、カラオケと続きました。
ボーリングはハンディーをつけ、個人,チームと競い合いました。昔取った杵柄の人もいたり、日頃スポーツをしている人たちで,水着姿とは一段違ってまた格好のいいこと。(いつも会う時は水着で、裸のおつきあいです。普通の服を着た姿を見るのが初めての人もいました。なんせプールでは体の線も丸見え,スッピンでおまけにスイミングキャップをかぶり,不細工なゴーグルまでつけているのですから、これ以上あり得ないという姿で会っている人たちです)

飲み会ではさらに人数が増え、ボーリングの成績の賞品、参加賞が配られました。賞品も選択がおしゃれでした。

さらに場所を移動してカラオケとなりました。歌いなれている人の多く、一層の盛り上がりをみせました。

幹事役をやってくださったKさんご夫妻のお心遣いの行き届いたこと。このご夫妻の役割連係が見事で、混合メドレーの連係そのままの活躍でした。事前の準備、皆さんへの連絡、当日のオーダー、会計の働き、さぞ,忙しかったことでしょう。幹事さんも十分楽しめたのでしょうか。まさに名幹事でした。
ありがとう。お陰様で楽しかったです。

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子どもの熱

今日は朝からこうちゃんが来ました。こうちゃんはもうすぐ1歳半になります。こうちゃんの慣らし保育が始まっていて,また風邪をもらってきたようです。

昼もあまり食欲がなく,野菜と魚を少ししか食べませんでした。大好きないちごを食べて、小さな手を合わせ,お辞儀をしてご馳走様となってしまいました。こうちゃんのおかあさんが用事で出かける前に、体が熱いので熱を測ると7度5分ありました。あくびをしてとろんとしていました。抱っこをして一緒にアニメを見ているうちに、こうちゃんは眠ってしまいました。

お昼にご飯を食べていないので,親指の頭ぐらいのおにぎりを6つつくり、韓国海苔を巻きました。お昼寝から起きて次々と6つ食べ終わりました。台所にいる私に空になったお皿を持ってきて、お辞儀をしながら「ありがとう、ごちそうさま」をするのです。おにいさんになったねえ。1週間会わないと新しい発見があります。

熱は8度に上がっていきました。ゆうたん(5歳の孫)は熱に強くて,高い熱があってもびっくりするくらい元気なのに、(我が家の子供たちが小さい時もそうでした)こうちゃんはちょっと熱が上がると,すぐぐったりしてしまいます。間もなく,少し熱が下がったようで,少し元気になりました。みかんとぶどうを食べました。みんなにぶどうをわけてくれます。ありがとうと言うととってもうれしそうです。好きな食べ物を人に分ける喜びも知ったようです。

娘は泊まろうかなと言っていましたが、解熱の頓服もなしでは夜中が恐ろしいので、夫が送っていきました。

初めての保育園が真冬に始まるのはとても不安です。

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店員さんの機転

昨日家を出ようとしたら雨が降っていました。大荷物を抱えていたのですが、出かけるついでにコンビニで葉書とゆうパックをだそうと思い、それらを手に持ちました。

コンビニでまず葉書を投函しました。次にゆうパックの伝票に住所を書き入れようとしたら、住所を書いたポストイットが見当たりません。ないないと騒ぎましたが,手元にありません。ポストイットを葉書にくっつけたまま投函してしまったのです。

店員さんに事情を話しました。ポストの投函口から覗くと私の葉書がみえます。ポストにはまだ何通もはいっていませんでした。中年の店員さんはどうすればいいか思案したようでした。長い棒にガムテープを先に巻いて持ってきました。なかなか葉書にくっつきません。途中まで出てくて、投函口から手を入れるのですが、あと一歩で届きません。

やっと取り出すことができました。カメさんパターンのポストイットに書いた住所を見ながら、伝票を書きました。もしダメだったら、他の人の住所が張り付いた絵はがき,どちらへ配達されたでしょうか。

ローソンの店員さん、お手数をおかけし、すみませんでした。ありがとうございました。

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『告白』町田康

町田康の『告白』を読みました。新聞のコラムで町田康の文章を読み,気になっていた作家でしたが、小説を読むのは初めてです。

正直「私好み」の本ではありませんでしたが、作家の才能あふれ出る素晴らしい作品でした。850頁の長編ですが、章立てがなく,時代が飛ぼうが場面が変わろうが、ずっとずるずるとあきれるほど饒舌に続いて行きます。民話的でもあり、土着宗教的でもあります。河内弁と河内音頭のリズム、ときにロックのリズムに乗せられながら、一気に読めます。

「ヤレコラセェドッコイサ、ソラヨイトコサッサノソラヨイヤサ」

著者は1962年大阪生まれ。ミュージシャン出身。芥川賞をはじめ,受賞作品が多く、当作品は谷崎潤一郎賞受賞。

時代は幕末から明治27年までで、場面は河内。主人公は「気弱で鈍子どもであったが長ずるにつれて手のつけられぬ乱暴者となり」「飲酒、賭博、婦女に身を持ち崩す完全な無頼者と成り果てた」極道者。会話が一部漢字のほとんどひらがなの河内弁で書かれています。河内弁って濁音が少ないことを発見。ならず者の汚い言葉なのに,なぜかソフトに聞こえます。(関西弁は全体にそうなのかなあ)物語は、河内音頭のスタンダードナンバーとして歌い継がれる、1893年に実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフとしています。

主人公城戸熊太郎の語り(会話)に現代に立つ町田の語り(地の文)はともに饒舌です。しかも、町田の語りが河内弁になったり、主人公が標準語使ったりもしています。「「父母の寵愛を一身に享けて育ちながらなんでそんなことになってしまったのか。あかんではないか」これが第1頁目の地の文です。

主人公城戸熊太郎は河内の百姓の小倅ながら、いやに思弁的、内省的で、「思考すなわち言葉であり、考えたことが即座に言葉となって口からただ洩れた。その言葉たるやなにかと直截で端的な河内の百姓言葉である。」自分の思ったことが言葉にならない,周囲に理解してもらえない苛立ち、苦しさ、哀しさ、もどかしさ。ヘタレのくせにいい格好しいで、そのくせ純粋。どんどんど行き場のないツボにはまっていき、事件を起こします。

町田は人、ものの形容が憎いほどうまい作家です。「小出は爽やかなクールミントみたいな顔をしていた。熊太郎の心がぬらぬらした。あんな顔をして恥を知らんやっちゃ」。
特にオノマトペ(擬音語擬態語)の巧みさ、新鮮さは草野心平か宮沢賢治の再来を思わせます。

終盤、10人を殺し逃亡中に、自分をわかってもらいたい熊太郎は相棒の弥五郎に「本当のことを言っておこうと決心」します。しかし「話せば話すほど」「言葉が考えの表面をうわ滑っていくようなもどかしさを感じ」ます。

熊太郎の最後のセリフは「あかんかった」。

「イヤコラセー、ドッコイセという囃子詞が響」く中、饒舌な物語が終わりとなります。

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